六日町温泉で温泉三昧!

夫婦のきずなを深めるホリデー旅行

忙しい毎日で忘れてしまった夫婦の絆を旅行で思い出す!

六日町で温泉三昧

新潟県南魚沼市六日町にある六日町温泉に家内と行ってきました。移動手段は都内に住んでいるので、東京駅から上越新幹線になります。新幹線で東京駅から1時間20分ぐらいで越後湯沢駅に着きます。そこからJR越後線に乗り換えて、六日町駅まで約20分ぐらいです。春夏秋冬いろいろな季節に行きました。それぞれの季節で全く表情を変える土地なので、どんな季節に行っても楽しめます。目的は、もちろん温泉三昧です。

六日町温泉に行くと必ず立ち寄るのが、雲洞庵です。日本一の尼寺といわれている由緒あるお寺で、一歩足を踏み入れれば荘厳な雰囲気に圧倒される場所です。冬は豪雪のため閉ざされてしまうので、参拝できるのは春から秋の間だけです。深い森の杉木立に囲まれていて、圧倒的な静けさに包まれています。湧き水があり、一口飲んだら寿命が延びるとあって参拝客は皆飲んでいます。欲を出してペットボトルに入れて帰りたくなりますが、その場で飲むだけにしました。

六日町の泊まった宿からだとタクシーで20分ぐらいの距離です。バス便などはないので観光客にはやや不便な場所にありますが、それでも参拝する価値のあるお寺だと思います。冬は豪雪なので行けませんが、雲洞庵のHPには冬の景色も載っています。興味のある方は一度参拝することをお勧めします。

六日町に行ったら温泉三昧ですが、駅近くの商店街を散策するのも楽しかったです。新潟県はそば処ということもあり、名物のへぎそばを食べることができるお店もたくさんあります。南魚沼市は雪国として知られていますが、ここ六日町はその中でも豪雪地帯として有名な地域です。2、3メートルの積雪は普通にあります。地元の方は雪かきなどうんざりされると思いますが、都会から来ている私たち夫婦にとっては、雪国らしい情緒を感じることができます。

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雪のおかげで水が美味しく、食べ物は何を食べても美味しいです。真冬の吹雪の中を宿の方にあちこち送迎してもらいました。なかでも回転寿司屋は特筆ものです。新潟に水揚げされた新鮮な魚介類が食べられます。東京ではあまり聞いたことのない魚も多く、これが毎回一番の楽しい思い出です。また六日町商店街を抜けた魚野川のほとりにある足湯も有名で、坂戸山や魚野川の景色を見ながらの足湯も毎回旅の楽しみでした。

六日町の駅からバス便もでている八海山に行ったときのことです。ロープウェイで山頂近くまで行くことができましたが、途中で霧が立ちこめてきて、あたりがあっという間に真っ白な世界になってしまったことがありました。最初はきれいな夏の山の景色などを楽しんでいましたが、やはり山の天気は変わりやすく、山の麓の方から白い霧が這うように上がってきたのには、ぞくぞくしました。

見ていたらあっという間に自分や家内の周りが真っ白な霧に包まれて、傍にいる家内の顔も見えないようになってしまいました。なんとかお互い声を出して手を握りましたが、息をするのにもちょっと苦しくなるような空気と水分が重たい霧だったので、恐怖を感じました。あたりには数人の人がいましたが、ファミリーで着ていた子供が泣き出していました。周りの人たちも「大丈夫だよ」と子供に言いながらもさすがに少し怖くて、声が震えてしまいました。

このまま霧が晴れなかったどうしようと思いましたが、ほんの十分ほどで霧が晴れてきたのです。家内や周囲の人たちの顔が見えたときには本当にほっとしました。子供も落ち着きを取り戻して元気になったので、みんなで笑ってしまいました。こういう時に子供がいると和みますね。山での急な天候の変化に対応できるように、次回から懐中電灯などを持参したいと思います。

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